■八重樫 武久(やえがし たけひさ)
オフィス・コーディア代表、トヨタ自動車社友、公益法人日本工学アカデミー会員(理事)
略歴
・1943年10月生まれ、北海道札幌市出身。
・1969年3月北海道大学大学院工学研究科機械工学修士課程を修了、同年4月トヨタ自動車工業(株)入社。クラッチ、ミッション設計を担当の後、1971年11月にクリーンエンジン開発プロジェクト(マスキー法対応)要員として東富士研究所に異動。以来一貫してクリーンエンジンの研究開発に従事。排気浄化触媒システム開発をスタートにエンジン制御、燃焼制御、燃料噴射系、過給エンジン、リーンバーンエンジンの開発を担当。1989年からは、アメリカ加州LEV(Low Emission Vehicle)、排気システムの故障診断(OBD)などクリーンエンジン全般の開発統括リーダを務め、米国の排気規制ルールメーキング活動や環境規制関連の渉外活動やロビー活動に参画。
・1996年3月 初代プリウス搭載のハイブリッドシステム開発リーダの指名を受け、本社技術部に異動。量産自動車として世界初となるプリウス搭載トヨタハイブリッドシステム(THS)量産開発をリード、1997年12月生産、販売開始。以降ハイブリッドシステムの開発統括リーダとして、2003年二代目プリウス、2005年ハリヤー搭載のTHSII、レクサスGS搭載のハイブリッドなどハイブリッドシステム全般の開発とハイブリッド開発企画を統括。
・1997年3月 北海道大学より工学博士を授与される。
・1999年 ハイブリッド開発統括としてトヨタ自動車(株)理事就任
・2005年11月プラグインハイブリッド開発プロジェクトを最後にトヨタ自動車(株)退職、ハイブリッド開発アドバイザとしてトヨタ・テクニカルデベロプメント株式会社(TTDC) 技監就任。
・2008年11月 TTDC 技監を退任し退職
・2008年11月 自動車環境技術コンサルタントとして株式会社コーディアを設立し代表取締役就任
この間、フランス電力公社(EDF)、トヨタ自動車(株)他、のハイブリッド技術アドバイザー、自動車環境技術などの講演活動、環境技術関連の民事訴訟の専門家証人、自動車規制関連不祥事の第三者委員会専門家委員など、コンサルタント業務に従事
この間、フランス電力公社(EDF)、トヨタ自動車(株)他、のハイブリッド技術アドバイザー、自動車環境技術などの講演活動、環境技術関連の民事訴訟の専門家証人、自動車規制関連不祥事の第三者委員会専門家委員など、コンサルタント業務に従事
・2020年7月株式会社コーディアを廃業し、個人オフィス・コーディアを設立。
■星 博彦(ほし ひろひこ)
オフィス・コーディア シニア・アナリスト、トヨタ自動車社友
略歴
・1972年東京工業大学無機材料工学科卒。同年トヨタ自動車入社、以来、国内外の主要石油会社や、研究所との共同研究や連携も含め、一貫して、自動車用燃料の研究および、自動車用エネルギーのシナリオ策定や調査に従事。その間、潤滑油やトライボロジー材料、などの開発も担当。
・1985年頃からは自動車工業会の委員として国際的な燃料規格調和や、国内外の石油会社、各国政府関連等との連携を通じ、世界の自動車用燃料品質向上を推進。
・2000年以降は国際的な活動および資源エネルギー庁関連の各種委員会委員としてエネルギー面からのモビリティシナリオの策定に従事。
・その後、2006年から2012年3月トヨタ自動車を退職するまでの間は、国際的な各種エネルギー機関と連携してエネルギーに関する調査、分析を担当、
・2012年以降は株式会社コーディアでエネルギー、自動車用燃料の動向調査と分析業務に従事。
・2020年7月〜オフィス・コーディアのシニアアナリストとして自動車環境・エネルギー動向調査と分析業務に従事。